今回は、特集「今がそのタイミング! 共通テスト出願までに確認すべき受験プラン 今度の入試で私立大学の併願受験は必要なのか?」をテーマに、関西学院大学の情報などをお届けします。
9月には大学入学共通テストの出願が始まり、国公立大学受験に向けて志望校を決めていく時期となります。併願先としての私立大学も早めに考えることで、安心して志望校対策を進めることができます。
受験生に実施するアンケートとして最大規模の「テレメール全国一斉進学調査(2023年度)」によると、2023年度入試において、国公立大学受験生の65.1%が私立大学も受験。国公立大学を受験した先輩の約3人に2人が私立大学も受験していました。
国公立大学2次試験前期日程の志願倍率は2021年度入試以降3倍を切っていますが、国公立大学2次試験全体の倍率は依然4倍を超えています。
第一志望校の合格に向けて、本命である国公立大学の受験前に「ここなら進学しても良い」と納得できる私立大学の合格を手にしておくことは、本番での心構えにも大きなプラスになります。私立大学の併願受験は基本的な受験戦略です。出願時期になってから慌てないよう、「自分が納得できる私立大学」を今のうちに考えておきましょう。
私立大学の入試では統一の入試日程は設定されていません。私立大学の一般選抜は、各大学が実施する個別試験で選抜する方式のほか、共通テストの成績だけで選抜する「共通テスト利用入試」や、大学個別試験の結果と共通テストの成績で選抜する「共通テスト併用入試」もあります。国公立大学と異なり多種多様な入試方式が存在する私立大学ですが、国公立大学を本命とする受験生が併願受験する際におさえておくポイントはそれほど多くはありません。
近年、私立大学においては年内の総合型選抜、学校推薦型選抜の志願者が増加しており、2023年度入学では私立大学入学者の約57%がこれらの選抜方式で入学しています。国公立大学を目指す受験生にとっての併願私立大学の第一条件は、年明けの一般選抜の募集人員が大きく確保されているかどうかです。
共通テストの成績を利用できる「共通テスト利用入試」や「共通テスト併用入試」が実施されているかどうかは、効率の良い併願プランの重要なポイントとなります。中には、国公立大学受験者向けに利用科目などを工夫している大学もあります。
大学進学の目的は自分が学びたい学問を究めることであり、併願校だからといって妥協は禁物です。私立大学の中にも国公立大学並みの研究実績を持つ大学はあり、学部・学科情報などがわかりやすく発信されているサイトなども用意されているので、大学情報は事前に確認してみましょう。
私立大学では独自のキャリアサポートが多彩です。実就職率、社会からの評価、在学生の満足度などは、本命大学と比較して確認しておきましょう。
返還不要の給付型奨学金制度を設けている私立大学もあります。中には受験前に支給対象かどうかがわかる予約型奨学金もあり、こうした制度は国公立大学と併願する受験生には非常に有益です。
関西学院大学では近年、一般選抜の志願者数が増加していますが、合格者数も年々増加しています。そのため、志願者数が増加しているにもかかわらず、実質倍率は上がっていません。年明けの大学入学共通テストを受験する国公立大学の受験生にとって、併願校として選択しやすい大学です。
私立大学の共通テスト利用入試で「7科目型」を実施している大学は珍しく、国公立大学の受験生にとっては科目を絞らずに学んできた努力が活かせる貴重な入試方式です。
共通テスト利用入試(1月出願)
の2023年度入試合格最低得点率(%)
「大学ランキング2023」で、
就職率1位に。
「有名企業400社実就職率ランキング」で、近畿の私立大学で2位。
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